アメリカ英語、イギリス英語、そして世界の英語方言

【世⁠界の英⁠語】6⁠か⁠国の方⁠⁠言⁠事⁠情

英語は1種類だけじゃない。世界各地にいろいろな英語方言がある!

英語は世界各国で使われ、英語を話す人口は 15億人 以上に上ります。そ⁠の⁠⁠た⁠⁠め⁠、数えきれないほどの 方言や訛り があります。ある言語が、特定の場所(国、地域、都市など)で、その場所に特有の方法で話されている場合、それを地域方言と呼びます。そこでは他にはない語彙や独特の発音が用いられ、さらには文法や会話のルールも異なることがあります。

それでは今から、世界で話されている英語の地域方言を6つ、ご紹介しましょう。

アメリカ英語

アメリカ英語は、ハリウッド映画やポップミュージックを通じて世界中でよく知られています。また、米国の大学は世界各国の留学生を積極的に受け入れているため、これもアメリカ英語の普及の一因となっています。同じ米国内でも地域ごとに異なりますが、大まかに言えば次のような共通点がみられます。

イギリス英語

イギリス英語は英国で話されている地域方言であり、アメリカ英語と並んで、世界中の学習者が勉強している言語の一つです。また、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカをはじめとするイギリス連邦諸国の英語も、これに似ています。

インド英語

英語はインドで22ある公用語の一つです(ただし、インド全国で話されている言語は100以上もあります)。インドにおける英語話者の数は1億2,500万人を超えると言われ、世界有数の英語使用国となっています。時には、お互いの言語を知らない人どうしで、英語を共通語として使うこともあります。英語は高等教育で広く使用され、法律や契約においても公式の言語となっています。

シンガポール英語

シンガポールは多民族・多言語の国で、英語はその4つの主要言語のうちの一つです。また、英語とシンガポールの他の主要言語が混成した クレオール語「シングリッシュ」も、広く使われています。 シンガポール人のほぼ半数 が、家庭で第一言語として英語を使用しており、家の外で英語を学ぶ人も合わせれば相当の割合となります。なおシンガポールの学校では、主に英語が使われます。シンガポールにいると、シンガポール英語やシングリッシュの次の特徴に気づくことでしょう。

ジャマイカ英語

ジャマイカの公用語は英語ですが、そのほかにジャマイカ・クレオール語(英語と、アカン語などの西アフリカ言語が混ざり発展した独自の言語)も広く話されています。他の地域方言と同様に、ジャマイカ英語にも独特の特徴やルールが数多く存在します。

ナイジェリア英語

ナイジェリアも、英語が公用語となっている国ですが、他にも数多くの言語があり、その数は数百種類にも上ります!多くのナイジェリア人は母語と英語の両方を話し、他の言語を母語とする人とのコミュニケーションに英語を使用します。 ナイジェリア人の約53%(1億人以上!)が英語を話すため、ナイジェリアは世界でもっとも英語話者の多い国の一つとなっています。

身近な環境で聞く英語を、じっくり観察してみましょう!

どの方言が一番正しい英語でしょうか?その答えは「どの英語方言も、 正しい英語 ということはありません!」です。そして方言の一つひとつが、それを話す人の出身地、社会、アイデンティティなどの特性を反映したものです。

また、特定の方言を学ぶのは、留学の予定、仕事の環境、お気に入りの旅行先など、人それぞれに理由があると思います。

こういった個性豊かな英語の醍醐味を味わうには、その場所で放送されているテレビドラマや 音楽に触れる のが一番です。たとえば、私は今、Netflixで『 Eternally Confused and Eager for Love(邦題:愛に惑い、愛に焦がれて)』を見終わったところですが、これはインド英語を学ぶ上で非常に有意義な経験となりました。また、英国のNetflixシリーズ『 Heartstopper(邦題:ハートストッパー)』は、生きたイギリス英語に触れる絶好の機会です。そしてぜひ、実際に 地域の文化 に飛び込み、人々と触れ合ってみましょう。これが、最も楽しく有効な方言の学習法です!