英語の4つの指示形容詞とその使い方
2026年 02月 05日
Lindsey Lange-Abramowitz, M.A.
英語の指示形容詞の使い方
小さな言葉が大きな助けに。この4つの形容詞で、あなたの言いたいことが明確に伝わります!
会話や作文の最中に、本、椅子、家、猫などを指し示すのに「どの本(あるいは椅子、家、猫等)」を指しているのかを正確に区別する必要を感じたことはありませんか?そのために存在するのが「指示形容詞」という形容詞です!指示形容詞には、「this」「that」「these」「those」があります。
似たような形が4つもあるので、ちょっと混乱することもあるでしょう。でも、今回の記事を読めば、自信を持って正しい指示形容詞を選ぶことができるはずです!
目次
英語の指示形容詞とは?
指示形容詞は、時間や場所について名詞の 相対的な距離 に関する情報を与える形容詞です。
英語には4つの指示形容詞が存在します。
| 指示形容詞 | 日本語訳 |
|---|---|
| this | この |
| that | その |
| these | これらの |
| those | それらの |
指示形容詞はどう使う?
指示形容詞を置く位置は常に、名詞の前です。ただし、2つの要素に応じて使い分ける必要があるため、少々注意が必要です。
1) 名詞の距離(時間的または空間的に近いか遠いか)
💡 指すものが近ければ「 this」と「 those」を、指すものが遠ければ「 that」と「 those」を使う。
たとえば、次の要領です。
| 距離 | 単数形 | 複数形 |
|---|---|---|
| 近い | This coat is too small! この コートは小さすぎる! |
These trees are beautiful. これらの 木々は美しい。 |
| 遠い | That coat is too small! その コートは小さすぎる! |
Those trees are beautiful. それらの 木々は美しい。 |
2) 名詞の数(単数か複数か)
💡 単数形の名詞には「 this」と「 that」を、複数形の名詞には「 those」と「 those」を使う。
| 数 | 近い | 遠い |
|---|---|---|
| 単数形 | You can sit in this chair. 君、 この 椅子に座っていいですよ。 |
Is she in that class too? 彼女も その クラスに出るの? |
| 複数形 | You can sit in these chairs. あなた方、 これらの 椅子に座っていいですよ。 |
Is she in those classes too? 彼女も それらの クラスに出るの? |
距離と数という2つの要素を組み合わせると、それぞれの指示形容詞には特定の用途があることがわかります。
| 指示形容詞 | 説明 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| this | 単数、近い | この |
| that | 単数、遠い | その |
| these | 複数、近い | これらの |
| those | 複数、遠い | それらの |
指すものが「近い」かどうかを判断するには?
ご心配なく、どの指示形容詞を使うべきかを知るために定規を使う必要はありません!以下の例を使って、 近い指示形容詞(this, these)と 遠い指示形容詞(that, those)の使い分けを見てみましょう。
| 表現 | I love this shirt!
この シャツが大好きなんだよね! | I love that shirt!
その シャツが大好きなんだよね! |
| 状況 | 発言者はシャツを手にしている、または着ている | 発言者は他人のシャツについて話している |
| 表現 | This evening was amazing!
今夜 は素敵だったわ! | That evening was amazing!
あの 夜は素敵だったわ! |
| 状況 | 発言者は今日のことを話している | 発言者は過去のある夜のことを話している |
| 表現 | Please put this blanket on the bed.
この 毛布をベッドに敷いてください。 | Please put that blanket on the bed.
その 毛布をベッドに敷いてください。 |
| 状況 | 発言者が毛布を手にしている | 相手が毛布を手にしている |
| 表現 | Junior went to school this morning.
ジュニアは 今朝、学校に行った。 | Junior went to school that morning.
ジュニアは その 朝、学校に行った。 |
| 状況 | 発言者は今日のことを話している | 発言者は過去のある日のことを話している |
| 表現 | These cookies are delicious.
これら のクッキーはおいしい。 | Those cookies were delicious.
それら のクッキーはおいしかった。 |
| 状況 | 発言者は今、クッキーを食べている | 発言者はすでにクッキーを食べた |
| 表現 | Do you know these kids over here?
この 子たちを知ってる? | Do you know those kids over there?
それらの 子供たちを知ってる? |
| 状況 | 子供たちは近くで遊んでいる | 子供たちは遠くで遊んでいる |
英語上級者向け:指示形容詞の他の用法
英語の会話では、指示形容詞が情報を強調したり、名詞を強調したりするために使われることがあります。
たとえば、「this」や「these」は 新たなトピック を紹介するときに使えます。あなたが友人に対して、昨日出会った人の話をする場合、「So I met this guy at the bookstore yesterday(それで、昨日、 例の人 に本屋であったんだよ)」といった表現が可能です(たとえその人が時間的にも空間的にもあなたの近くにいなかったとしても!)。
また、友人との 共通の記憶 を指す場合も同様です。「Remember that guy I met at the bookstore last week?(先週私が本屋で会った あの人 のこと、覚えてる?)」と聞けば、以前その人のことを話したことがあることを暗に示すことができます。
「this」や「that」が活躍するもうひとつの用途は、「 違いの強調」です。お店で2つのセーターを指さしながら「I don’t like this sweater, but I like that one( この セーターは好きじゃないけど、 あの セーターは好きだ)」と言えば、2つをはっきりと区別することができます(この場合、両方ともすぐ目の前にあったとしても「that」を使います)。
そういえば、指示代名詞も同じ形?
「this」「that」「these」「these」 などが、名詞を伴わずに使われることもあります。この場合、これらの単語は代名詞として使われており、「 指示代名詞」と呼ばれます。指示代名詞も、指示形容詞と同じように距離や数によって変化します。次の例文での「this」「that」「these」「those」はすべて指示代名詞にあたります。
| 例文 | 翻訳 |
|---|---|
| This is my grandma, Lucy. | こちら が私のおばあちゃん、ルーシーです。 |
| That is a great idea! | それ は素晴らしいアイデアだ! |
| I love these! | これら が大好きなんだ! |
| Those are too small. | それら は小さすぎる。 |
これで指示形容詞は万全!
指示形容詞は、あなたが話題としているモノ・コトをはっきりと指し示すのに使える、とても便利な語彙です。はじめは「ここはThisを使うべき?それともThat?」と少し迷ってしまうかもしれませんが、努めて使うように心がければ、すぐに自由自在に使いこなせるようになるはずです!
形容詞についてもっと知りたい方は、以下のDuolingoブログ記事も参考にしてみてください。